胸部軟骨を得る位置は鼻形成の欄57番にあります。筆者は6ヶ月間、44具の死体の解剖を通じて、鼻形成の際に使うことができる胸部軟骨は7番目が一番安全で、美容や材料の大きさ等から適しているという論文をこくないがいにはっぴょうしました。胸部軟骨は肋軟骨とも言いますが、普通、肋骨は12個ですが、肋軟骨は1番から10番までだけに軟骨があります。
胸部軟骨はほとんど胸の部位に位置していて、大きさは小さいですが7 8 9 10番目の軟骨はお腹に位置していて、胸の手術によるきけんせいがありません。(私が腹腔ないに手を入れて、胸部軟骨をさわっています）。切開線も2.5cmだけ入れるので美容の上でも問題がありません。
鼻がとても低かったり、口唇裂のへんけいがひどい鼻、または異物質はぜったい入れたくないという方は胸部軟骨で手術を受けると良いです。
相談の時、シリコーンプロテーゼが一番もようが良いという話をときたま聞かれるでしょう。しかし材料がもようを決めるのではありません。シリコーンプロテーゼにすればもようがきれいのではなく、シリコーンプロテーゼしか使うことができないので、そういうふうに話すのです。どんな材料であれ、もようを作ることはいしゃの美的な能力によって決まります。美的な能力は天があたえるのです。4年のきょういくで美的なかんかくが生ずることではないのです。形成せんもんいを全体のいしゃの中から美的なかんかくを持った順で選定するのではありません。
ともかく、胸部軟骨は良い材料の中の一つです。