この例はダンゴ鼻の矯正の一部です。鼻先をシャープにするためには鼻先を高くしなければなりません。しかし、ダンゴ鼻は鼻が大きいのに、鼻先をせまく高くしすぎるとピノキオのような鼻になっていまいます。この場合はいったん、軟骨などを切り出してから鼻先を低くした後(Decrease tip projection)に鼻先を狭く再び高くします。これほど考慮する細かさを他のクリニックと比べてみてください。＾＾
鼻先が丸いのは軟骨が大きいという原因もありますので、尾翼軟骨の上の方は切り出します。皮膚の下の脂肪などを除去するのはいい方法ではありません。鼻の下には脂肪層もない上、鼻先の皮膚が後ででこぼこになる恐れがあります。軟骨の操作でシャープな鼻にする方法が一番良いです。
１鼻先をいったん低くするために尾翼軟骨をかくりしたようす
２尾翼軟骨と鼻柱の皮膚をくさびの形にむごいさまに切り出した後のようす
３再び重ねて封合
４尾翼軟骨の後ろの方を切り出している。これによって、鼻筋が鈍くなっている部分を多く減らすことができる。
５切除した後のようす。この以降にも鼻先をシャープにするための色々な手術が加えられ、手術後もいしゃの指示にしたがって3、4週間程度のきょうりょくに締める必要がある。