最近の胸部軟骨の使用がほぼ30～40％に及んでいます。たぶん、異物質使用にたいする拒否のはんのうだと思われます。
左側のしゃしんはシリコンの曲がりとシリコンが目立つ場合で、手術を受けた方です。5年、或は１０年、このように時間がたちながらシリコンの目立ちは、たとえ副作用は無くても一番嫌がる部分です。また、２０年以上がたったシリコンの場合、石灰が沈着され形がかわります。
この方も鼻先の皮膚がだんだん薄くなりながら、赤くなって、皮膚にくっつき始め、シリコンが目立つようになり、また、皮膚を突き出てくるかも知れないという恐怖感で胸部軟骨を使って再手術を受けました。
胸部軟骨は加工がかんたんです。（右側のしゃしんの左は胸部軟骨、右は取り除いたシリコン）シリコンと胸部軟骨の形の差はかんかくのあるいしゃに手術を受けるとしたら、胸部軟骨の方がずっと良いです。シリコンは、始めからその人によって彫刻する胸部軟骨は違っていて、たとえ時間がもっとかかるとしてもぴったりだと考えればかんたんです。
手術が少し大規模ですが、一生を安心できるなら、一度十分に考慮するかちがあると思います。