耳の軟骨は後ろの方や前の方からも取れます。後ろから取る時は前の主要構造をふれることがあるので、少しだけを取る時に行われます。もちろん、細い注射の針で耳を貫通して印をつけたあと、後ろから多くの量を取ることもできます。前からは矢印部分のように切開線を入れて取ると傷が見えない上、多くの量を得ることができます。軟骨は耳の底だけしか取れません。もし、しわのある部分でも取るのなら、耳のへんけいが起こる場合もあり得ます。耳の軟骨を取ったあとには鼻よりももっとひどい痛みが2、3週程つづくおそれがありますが、よくなります。たまに、血がたまると長い期間くろうするので、手術後の最初の何日間はわたなどで血がたまらないようにきつく締める必要があります。