鼻の手術後の炎症はとても危険です。炎症はどの手術でも、約1％では起こる可能性があります。しかし、鼻は異物を入れるという手術上の特徴のため、炎症が起きた場合は50％の割合で挿入物を除去せざるを得ません。
早いうちに除去しないと、マイケルジャクソンのように鼻が変形しかねません（拘縮）。

普通、医者も患者もみんな苦労して手術をしたので、数ヵ月間、薬を飲んで自然に治ることを期待しますが、このように起きてから相当の時間がたった炎症は鼻の変形をもたらすため、直ちに処置することが大事です。当クリニックでは炎症が起きた場合、５日間、薬を服用し、それでも治まらない場合は挿入物を取り除くことを原則としています。炎症はとても恐ろしいですが、発生頻度はかなり低いので、逆に言いますと99％は安全だということです。